大きく
小さく

文字サイズ:

ドナルド・キーンさん、日本短詩型文学の魅力を語る

keen_forum2013.jpg

第2回(1991年)福岡アジア文化賞芸術・文化賞受賞者であるドナルド・キーンさんをお迎えして、日本独自の俳句・短歌の魅力について、いくつかのキーワードをもとにお話しいただきました。

福岡ユネスコ・アジア文化講演会の招きで、福岡入りしたキーンさん。「日本の短詩型文学の魅力」と題して、国際基督教大学教授であるツベタナ・クリステワと共に講演会を行いました。

キーンさんが示した日本短詩型文学の魅力・キーワードは以下7つ。

  • 韻を踏む(西洋と中国)
  • リズム・音節数・頭韻
  • 俳句の5・7・5について
  • 長詩が続かなかった理由
  • 短歌の人気について
  • 俳句、新体詩
  • 短歌と俳句が新体詩に負けることなく存続した理由

 

韻を踏むことを重視する西洋・中国の短詩に比べ、リズムや音節数、頭韻に重きを置く日本型短詩の面白さについて、流暢な日本語でお話しいただきました。母音が各音節に必ず含まれる日本語の特徴をうまく使った独自の魅力として、文学だけでなく普段何気なく使っている日本語の魅力を再認識させらたのではないでしょうか。

また、キーンさんに続いて講演を行ったツベタナさんは、日本人かと聞き違うくらい日本語がペラペラ!キーンさんから刺激を受けたという俳句読解の魅力について、ユーモアたっぷりに話され、会場は終始笑いに溢れていました。

 

講演を行うドナルド・キーンさん
講演を行うドナルド・キーンさん
満員御礼の会場
満員御礼の会場
講演を行うツベタナ・クリステワさん
講演を行うツベタナ・クリステワさん


この講演会の模様が一冊の本になりました。
弦書房から、2014年6月に「日本の俳句はなぜ世界文学なのか」というタイトルにて出版されています。
Amazonからご購入もできます。詳細は資料室ページをご覧ください。

ここに掲載されている情報は、公開日当時の情報です。その後変更になり今現在の情報と異なる、あるいは外部サイトへのリンク切れの可能性もございます。あらかじめご了承ください。