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中村哲さん、福教大附属久留米中学校を訪問

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福岡アジア文化賞25周年を記念した特別事業の一環として、昨年大賞受賞の中村哲さんが、福岡教育大学附属久留米中学校を訪問しました。

会場となった体育館には、生徒や保護者ら390名がつめかけ、哲さんの講演に熱心に耳を傾けました。講演後の質疑応答では、生徒たちからたくさんの質問が!そのひとつひとつに丁寧にお答えされた哲さんの姿が印象的でした。ここでは、そんな生徒たちからの質問をいくつかご紹介します。

 


---辛いときには、何を原動力にしましたか?
中村氏:現地の人が必死になって取り組んでいるのを目の当たりにすると、何とかしてあげたい!という思いが自然とわき出てきます。自分のできることや、力を貸したくなるのが普通の人間だと思います。みなさんも、チームワークが必要なことってあるでしょう?それと一緒です。みんなのために、何かしてあげたいという自然な思いが原動力になっていると思います。
---現地で学んだことは何ですか?
中村氏:たくさんありますよ。特に日本は、自然から離れたところだなあと感じます。もっと、慎ましい生活で満足した方がいいとも思います。お金がなくても暮らせる生活があることを知って、みなさんにも、お金より大切なものがあるということを知ってほしいと思います。
---何かをやってみようと、どうして思ったのですか?
中村氏:それ以外に、人を助ける方法を知らなかっただけです。また、自分には、人を助ける余裕があったのだと思います。できることがあると思ったから、じゃあできることをしてみよう、と思ったのがきっかけです。
---中学生のときに、既に国際貢献しようと思っていましたか?
中村氏:私が中学生の頃は、そんなこと、まったく考えていませんでした。昆虫採集が大好きで、そればかりやってた中学生でした(笑)。みなさんも、今この中学生の歳から、何か特別なことをやってやろう!と考え過ぎなくていいと思います。今の学校の勉強をしっかり頑張ってください。

 

学生時代の思い出、今の分野に進んだきっかけなど、若い世代への力強いメッセージを直接聞いた若者達が、異なる文化や歴史、生き方を学び、世界に目を向ける機会になれば、幸いです。

【25周年創設記念、学校訪問】

  • 日程/2014年9月3日(水)
  • 参加者/福岡教育大附属久留米中学校の生徒・保護者ら 約390名

 

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