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バークリー音楽大学にてラフマーン奨学金創設!

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2016年(第27回)福岡アジア文化賞大賞受賞のインドの音楽家、A.R.ラフマーンの名を冠した奨学金が、2016年5月に米国バークリー音楽大学に創設されました。

ラフマーン奨学金は、才能豊かなインド人学生に、バークリー音楽大学で質の高い教育を受けさせることを目的として創設されました。基本的にインド市民権を持つ学生が対象で、バークリー音楽大学での4年間の授業料が資金援助されます。

5月20日にムンバイで行われた第1回ラフマーン奨学金授与式では、インドの学生3名に奨学金が授与されました。

式に出席したラフマーンは、「ラフマーン奨学金の創設は私にとって夢のようです。インドの地方都市にいる才能あふれる若者をバークリーへ送り、素晴らしいミュージシャンになる扉を開く手助けができるのですから。実をいうと、私もバークリー音楽大学へ行きたかったんです。でもさまざまな理由で行くことが叶わず働くことを選択しました。その仕事のおかげで今日があるわけですが、本当は当時は大学で音楽を勉強したかったんです。」と胸の内を明し、ラフマーン奨学金への熱い思いを語りました。

また、「知識はすべてを変えることができます。選ばれた奨学生の3名は、バークレー音楽大学で多くのことを学んでください。多くの知識を得てそれをインドのために活かしてください。今日は新たな始まりの第一歩に過ぎません。この活動を通して、より多くの扉が開き、西洋音楽の知識を活かした音楽家、指導者が生まれることを期待しています。ひいては、それがインド音楽を世界へと広めることになるでしょう。」と述べました。

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Image credit: Pamela Hersch Gonzalez

昨年、建学70周年を迎えたバークリー音楽大学は、クインシー・ジョーンズなどを輩出したアメリカの名門音楽学校。ラフマーンは2014年10月にバークリー音楽大学の名誉博士号を授与されています。その記念コンサートとしてボストン・シンフォニーホールにてコンサートを開催し、その収益などが奨学金の資金に充てられているとのことです。

バークリー音楽大学学長のロジャー・H・ブラウンは、「21世紀の音楽において、インドは世界的な勢力となるだろう。バークリー音楽大学はそのパートナーとなる。ラフマーンはジョン・ウィリアムズやスティングをひとつにしたような超一流の音楽家だ。バークリーは彼を歓迎します。」と、ラフマーンおよび奨学金への支援を力強く宣言しました。

 

【追記】

2016年9月に開催された福岡アジア文化賞授賞式のために福岡を訪問されたラフマーン氏。来日を記念して、次は東京と福岡から1名ずつ奨学生を選出することが決定しました!!

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