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福岡アジア文化賞受賞者をもっと知るための特集サイト「FOCUS on」

受賞者をもっと知るための特集サイト「FOCUS on」

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インディペンデント映画の父~挑戦的で実験的な独自の視点

今やインディペンデント映画の旗手として名高いキドラット・タヒミックさん。

1970年代からフィリピン映画界をリードし続け、リノ・ブロッカ監督、マイク・デ・レ・オン監督と並び称される、フィリピン映画界の重鎮です。

と同時に、フィリピンの伝統や固有の土着文化を、挑戦的で実験的な独自の視点で撮り続けるインディペンデント映画の父として、映画界のみならず、アート界にも多大な影響を及ぼす人物のひとりでもあります。

cam_tahimik_20.jpg植民地主義や帝国主義に関わる文化、歴史などに目を向けたきっかけは、OECDの職員として働き始めた1970年代のパリ在住時代。

西欧文化以外の固有の文化が劣るとされる風潮に疑問を持ったタヒミックさんは、アンチ・ハリウッド系の映画に傾倒していきます。

そんななか1977年に発表された処女作『悪魔の香り』は、ユニークで実験的手法を取り入れた新しい映像として、映画界を驚嘆させます。

同作は、ベルリン国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞し、名匠フランシス・F・コッポラが配給権を獲得するなど、その名を一躍世界に知らしめることになりました。

その後も、非営利的な作品を通して、アジアの伝統的な価値観とフィリピンの土着文化への誇りと愛情を表現し続けています。

そんなタヒミックさんの代表作『悪魔の香り』『虹のアルバム 僕は怒れる黄色'94』『マゼラン』の3作品を、今回福岡アジア文化賞市民フォーラムにて無料上映します!!(要事前申し込み)

また、アジアフォーカス・福岡国際映画祭でも、タヒミックさん福岡アジア文化賞受賞記念として『月でヨーヨー』『トゥルンバ祭り』の無料上映を予定しています。(こちらは事前申し込み不要)

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9月は、タヒミックさんの映画にどっぷり浸かりましょう!いずれも観覧無料ですので、是非お越しください。一緒に盛り上がりましょう♪

『悪魔の香り』、『虹のアルバム 僕は怒れる黄色'94』、『マゼラン』を鑑賞するには、福岡アジア文化賞市民フォーラムへの参加申し込みが必要になります。以下よりお申し込みください。

リノ・ブロッカ
フィリピンのみならず、東南アジアを代表する映画監督。1978年の監督作『Insiang 』が、フィリピン人監督として初のカンヌ映画祭へ出品される。1991年、突然の交通事故で他界。代表作は『マニラ-光る爪』、『泥の中を泳げ』、『Jaguar』他。フィリピンのナショナルアーティスト。
http://en.wikipedia.org/wiki/Lino_Brocka
マイク・デ・レ・オン
フィリピンを代表する映画監督。カンヌ映画祭やヴェネチア映画祭などへの出品も多数。代表作は『サザン・ウィンズ』、『Sister Stella L.』、『Batch '81』他。
http://en.wikipedia.org/wiki/Mike_De_Leon
アジアフォーカス・福岡国際映画祭
福岡アジア文化賞、アジア太平洋フェスティバル福岡とともに、福岡アジアマンスを盛り上げるメイン・イベントのひとつ、アジアフォーカス・福岡国際映画祭。福岡の市民ボランティアとともに作り上げる官民一体型の国際映画祭。
http://www.focus-on-asia.com/