フィリピンの歴史学者であるアンベス・R・オカンポ氏(2016年(第27回)学術研究賞)が来福し、福岡ユネスコ・アジア文化講演会に登壇されます!

ホセ・リサール、歴史家からみた真実の顔

19世紀末にフィリピンを離れて欧州に留学し、医学や哲学を学んでいた青年ホセ・リサールがスペイン語で出版した小説『ノリ・メ・タンヘレ(我に触れるな)』は、16世紀以来故国を統治していたスペインによる圧政を克明に描き出しました。
スペインから独立するための教育の必要性を訴えていたリサールは、革命の機運が高まる中で、過激な運動にかかわった罪でスペイン総督に逮捕され、35歳の若さで銃殺されます。
国民的英雄の実像を、リサール研究の第一人者が語ります。

①映画上映「ホセ・リサール」
マリルー・ディアス=アパヤ監督作品、1998年、178分 福岡市総合図書館所蔵
*本作品の監督ディアス=アパヤ氏も2001年の福岡アジア文化賞芸術・文化賞受賞者です.

②アンベス・R・オカンポ氏による講演(45分、同時通訳)
素顔のホセ・リサールについて、映画で描かれたリサールとの差異なども含めてお話しいただきます.

③アンベス・R・オカンポ氏と鈴木勉氏による対談(45分、同時通訳)

日時

2025年2月1日(土)

13:30~18:30(開場13:00)

会場

福岡市総合図書館 映像ホール・シネラ
(福岡市早良区百道浜3丁目)

参加費

一般:1,000円
学生・留学生:500円

主催

一般財団法人 福岡ユネスコ協会

申込

下記の一般財団法人福岡ユネスコ協会のウェブサイトをご確認ください。

https://fukuoka-unesco.or.jp/jose_rizal.html