- 開催日時
- 2016年9月15日(木)/10:00~11:00
- 会場等
- 福岡第一高等学校(音楽科)
2016年度、大賞受賞のA.R.ラフマーン氏が、福岡アジア文化賞公式イベントの一環として、福岡市内にある福岡第一高等学校音楽科を訪問しました。
“音楽は、映像やセリフで表現できない感情を表現できる”
全校生徒の歓迎を受けた後、音楽科生徒の合唱に出迎えられたラフマーン氏。生徒の前に立ち、挨拶の後すぐに「私に質問はありませんか」と話しかけます。「日本のどんなところが好きですか?」との質問に、「黒澤明監督の大ファンで、ホラー映画も大好き。音楽では坂本龍一さんを尊敬している」「日本は伝統文化やアイデンティティーを保持する一方で、世界のあらゆる文化の要素をうまく取り入れている点が素晴らしい」と答えました。
映画音楽の作曲に関する質問には、「脚本を読み込んでしっかりと頭に入れ、映像やセリフで表現されない感情を音楽で表現するのだ」と説明しました。
続いてラフマーン氏はピアノに向かい、インド音楽を5つのモードで演奏。聴いてどういう気分になるか生徒たちに尋ね、生徒の回答に対して一つ一つ丁寧にコメントを返しました。
最後に「皆さんの素晴らしい成功を祈っている。成功をつかむため頑張って」と生徒たちを激励しました。