- 開催日時
- ① 2015年9月18日(金)/14:00~15:00(福岡市立福岡女子高等学校)② 2015年9月18日(金)/17:00~18:00(九州大学箱崎キャンパス経済学部)
- 会場等
- 福岡市立福岡女子高等学校、九州大学
2015年度、大賞受賞のタン・ミン・ウー氏が、福岡市内にある福岡市立福岡女子高等学校、九州大学をそれぞれ訪問しました。
“日本人であることは、国際関係の仕事をする上で大きなプラス”
福岡女子高等学校国際教養科の1~3年生120人を前に、タン・ミン・ウー氏は自らの生い立ちを振り返りながら、国連で働いた経験や現在の活動を紹介。国際社会の中で仕事をすることの魅力や意義を話し、「日本人であることと女性であることは、国際関係の仕事をする上で大きなプラスになる」と力説しました。生徒からの「高校生にできる平和維持活動は?」という質問に対しては、「サイバーセキュリティーの分野では、若い世代が大いに貢献できる」と答えました。
また九州大学では、タン・ミン・ウー氏はミャンマーの長い歴史を振り返った上で現状を紹介し、重要なポイントとして「民政移管し民主化を目指す上での課題」や「隣の大国である中国の影響」などを示しました。「歴史的建造物の保護に取り組むようになったきっかけは?」という学生からの質問には、「当時住んでいたバンコクで都市開発のために古い建物がどんどん取り壊される状況を見て、ヤンゴンでは美しい建造物や都市景観を見続けたいと思った」と答えました。