- 開催日時
- 2024年9月27日(金)10:50~11:50
- 会場等
- 福岡市立舞鶴小学校
「好きなことを仕事にすること」というテーマで、6年生の児童に向けて講演を行った真鍋氏。音楽番組で流れる映像の制作や、イベントの演出を仕事にしているという自己紹介の後、実験的なアート活動として、音楽を電気信号に変換したり、自分の表情を電気信号で友達の顔にコピーしたりして、人の表情をコントロールする作品を披露。生徒たちはスクリーンに次々と投影される映像に目を輝かせ、真鍋氏が手掛けたミュージックビデオの撮影現場の話に真剣に耳を傾けました。
真鍋氏は、子供の頃にゲームやプログラミングに夢中になったこと、大学に進学して苦戦したが、学問以外に好きなことを見つけ、DJ活動を続けて、特技のプログラミングを使った作曲活動に行きついたこと、好きな事を追求して大きな仕事へ繋がったこと、仕事仲間との絆について語りました。
自身の作品に取り入れているデジタル技術にも言及し、撮影した生徒たちの画像をその場で猫のイラストに変換するなど、生成AI(人工知能)についても分かりやすく説明。生徒たちからは、AIを使って音楽やアートができることや作品内容に関する質問が寄せられ、自分たちの将来の可能性について考える時間となりました。
参加者の声
・電気を使って表情や指をコントロールできるなんて思いもせず、とても驚いた。
・自分の好きなこと、得意なことを生かし、自由に将来の職業を決めようと思った。世界で活躍できるように、これからがんばろうと思った。
・たとえ失敗しても、立ち直り、一から努力したことが心に残った。私もあきらめない心を忘れずにこれから頑張ってみようと思う。
・自分のしたいことや興味のあることを追いかけ続ける行動がすごいなと思った。